●代官山ヒルサイドテラス
●代官山ヒルサイドテラス
代官山駅からおよそ徒歩三分、同潤会アパート跡地に地上三六階地下五階の高層マンション「代官山アドレス」が、平成一二年に竣工した。
同潤会代官山アパートは、解体に際して反対や惜しむ声も多かったが、再開発準備組合を組織して調整に取り組んできた。
代官山の再開発は都計審の承認を得て二○年がかりで実現した。
いつぽう、代官山アドレスの左前方、朝倉家所有の広大な傾斜地に、建築界のノーベル賞といわれるフリッカー賞を受賞された建築家槙文彦氏が中心となり、昭和四四(一九六九)年第一期竣工から二五年がかり六期にわけて、「代官山ヒルサイドテラス」が建設された。
代官山ヒルサイドテラスは、旧山手通りを挟んで一○棟の建物に分かれた住居、店舗、オフィスからなる複合施設で、文化活動のためのアトリエヒルサイドやアートフロントギャラリー、ヒルサイドフォーラムが併設されている。
建築、美術、音楽を中心とした文化イベントを開催することで都市文化の発信に努め、国際的なアーティストの育成にも寄与している。
こうしたヒルサイドテラスでの一連の文化活動に対して、一九九八年度のメセナ大賞が授与された。
代官山は渋谷、恵比寿から近いが、経済的に余裕のある若者と外国人が集う街である。
デンマーク大使館やエジプト・アラブ共和国大使館があることもあり、北欧、アジア、中東など国際的なレストランやショップがある。
ハウス・ウエディング風の挙式と披露宴ができる店も多い。
街路樹のえんじゅの緑が、暮らしやすい都会の街の雰囲気を高めている。
ヒルサイドテラスから恵比寿までは駒沢通りを通っておよそ徒歩一○分。
その問には酒落た店がいくつもある。
カルロス・ゴーン夫人が経営するレバノン料理の店もあり、そこではベリーダンスショーも見られ、若者で賑わっている。
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